自社で開発した商品の開発経緯をお話しします。
パグマ
パグマとは
パグマは食品残さや鶏糞などの畜産有機系処理物を熱分解し減容させる装置で、特殊脱臭装置、三層構造の特殊処理槽、特殊ヒーター、特殊水槽という4つの独自技術で構成しています。(注1)
発電設備も装備されており、熱分解処理で生成されるタールを燃料に発電を行います。
主な特徴
1.高含水率までの処理を実現
50%以上の高含水有機性廃棄物を熱分解が可能で、ヒーターや水分調整材を使用することにより、従来は不可能とされてきた90%以上の高含水の有機物も熱分解することができます。
2.特殊脱臭装置
有機物処理に際し発生する臭いを、独自技術の脱臭装置で最大限にカットします。
そのため、市街地から郊外まで幅広くお使いいただけます。
3.石油燃料を使用しない
化石燃料は不使用のため、光熱費を大幅に削減します。
重油等の燃料を使用しないで最大1/200程度にまで処理物を減容することが出来ます。
4.環境に優しい
有機物処理を行う際、酸素の供給を抑え処理を行うため、70℃~300℃という低温での熱分解処理ながら、ダイオキシン類が発生を抑制するなど、環境基準もクリアしてます。
5.選べるサイズとおしゃれなデザイン
パグマのおしゃれな外観は置く場所を選びません。そして、ご使用いただく用途や場所に合わせ、大・中・小型からご自由にお選びいただけます。
取り扱い方法
使用方法は簡単
有機性廃棄物を直接パグマの槽内に入れるだけです。ただし、水分が多いものには、必ず調整剤が必要です。
分解後の処理のしかた
分解処理物は最終処分場扱いとなりますが、畜産廃棄物だけでお使いの場合は、農作業の肥料としてご使用できます。
また、処理中に作られるタールは、発電用燃料として再利用できる仕組みとなっております。
メンテナンス
メンテナンスは1~2ヶ月ごとに必要ですが、煙突掃除やフィルタの掃除など簡単な作業です。
パグマのタイプ
標準型
蒸気に含まれるガスや特有の臭いを特殊構造のオリジナルサイクロン式水槽が除去します。主に郊外でご使用になる方にお勧めです。
ヒーター型
蒸気が出ないタイプです。蒸気やガス、特有な臭いを特殊構造オリジナルヒータ―で除去します。ヒーターからの排熱を給油や暖房に用いることが可能です。勧めのタイプになります。
制作会社
パグマは(株)丸山製作所が開発した有機性廃棄物処理装置です。
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